徒然草リターンズ〜これがきゅうちゃんの生きる道〜

アラフィフバツイチのわたしの好きなこと、体験したこと、考えてることなどをつらつらと。

自己分析発表会を終えて

きゅうちゃんです。

自分のことを知ってもらいたいと再開したブログでしたが、精神状態が不安定だったこともあり、結局書けなくなってしまいました。

わたしはリアルタイムで書くことができないんですね。
文章書き始めても続かない。言葉が出ない。途中で止まってしまう。
だから、ネタは山ほどあっても途中までしか書けないまま、下書きが溜まってしまい、もう書くのが嫌になるわけです。

かと思えば、溢れるように書きたいことが出て来て超長文になり、やっぱり載せるのやめとこ、となるわけで。

スピード感が勝負のはずのTwitterでさえ、1日遅れ、ひどい時は3日前のことをつぶやく有様。

今日は想いが溢れるまま、つらつらと書いてみます。

うつ病で休職しちゃいました

そんなわたしは、昨年の10月からうつ病で仕事を休んでいます。

最初はご飯も食べられず、起きることすらできず、だけど元気な時と同じように外には出たくて、体力無いのに無理をして外に行っては、体調崩して寝込んで弱って動けなくて自己嫌悪に陥る、の繰り返しでした。

少しずつ、無理をしなくなって、自分で体力戻すためにジムに通うことができるようになって来た頃、クリニックの先生にリワークプログラムへの参加を勧められました。

●リワークプログラムって?

わたしが通っているのは大学病院の精神科がデイケアとして行っているプログラムです。

仕事への復帰を目標として、月曜から金曜の朝9時から16時の間、午前、午後でさまざまなプログラムに取り組み、職場復帰と再発防止を目指すものです。
状態によって、前期、中期、後期に分かれて、それぞれの職場復帰に向けたプログラムに取り組みます。

プログラムの中には、マインドフルネスや認知行動療法のグループワークがあります。
心を穏やかに保てるような瞑想や呼吸法などを実践を通じて学ぶマインドフルネスは、緊張をほぐしたり、嫌な気持ちになった時の落ち着き方を自身の身体で学びます。
思考と現実は別物で、わたしたちは思考に囚われて現実を見失いがちであること、事実に目を向けると実は自分の思い込みがことを大きく見せていたりすることに気づくことがあります。
認知行動療法では、最初に理論の説明をしっかりと受けてからグループワークに参加します。
グループワークでは、ストレスに直面したケースを参加者から募り、その時の状況を掘り下げながら、自分の思考の偏り、癖を知ることができます。
他者の意見を聞くことで、同じ事象でも違う捉え方があることを知り、自分の思考の癖を取っ払った時にどうなるのかを考えることができます。

前期は体力回復が目的なので、運動や週間スケジュールの振り返り、芸術活動など、軽めのメニューにマインドフルネスと認知行動療法ソーシャルスキルレーニング、個人の勉強をする時間でメニューが組まれています。

中期になると、職場復帰が目的となり、前期の運動や芸術活動の代わりに、JOBトレーニングやグループで発表会やイベントの企画をするグループワークがメニューに加わります。
個人活動の時間は、自己分析が始まります。

●自己分析って?

自己分析では、自分の生育歴や環境から、自分の思考の偏りや行動の癖を確認、整理していきます。
そのうえで、
・なぜ今回の休職に至ったのか
・復職に向けてどうしていくか
・復職後、休職を繰り返さないためにどうしていくか
といったところについて、分析していきます。
それを、レポートにするわけです。

●自己分析発表会

今回の、中期メンバーのグループワークでは、自己分析発表会の企画運営実施がテーマでした。
みんなで役割分担しながら発表会を作り上げるのですが、8月の発表会では運営側として司会を、9月の発表会では発表者として発表する、ということになり、それに向けて準備を進めてきました。

●発表会に向けて

体力が戻ってきたこともあり、復職後も自分のライフワークを続けられるよう、リワークの傍ら、土日には県外のイベントや人に会いにいくことを無理のない範囲で始めています。
できるだけ、日頃のストレスをここで解消して、平日のリワークでは心穏やかに自己分析の作業に取り組むようにしました。
わたしは自己分析のレポートだけで16ページほどあったので、10分間にまとめるのにとても苦労しましたが、スライドはなんとか12枚に収めることができました。
ただ、自分の生い立ちや、休職原因を振り返ることは、わたしにとっては過去の辛いことを思い出す作業であり、精神的にはかなり落ち込みました。
特に、母親とのくだりや仕事でのあれこれは、長年抱えてきた母とのことと、初めて自分にはもうできない、と思った時のことを思い出す作業だったので、精神的にはかなり辛かったです。
そこを人前で限られた時間でどう伝えるか。
精神的に落ち込む中、突発性難聴を発症、毎日ステロイドの点滴を打つことから、副作用による精神的な落ち込みと、身体の浮腫み、だるさが出てきて、身体も少し辛くなった時期もありました。
なんとかまとめてみたものの、言いたいことが溢れすぎて、自分のリハーサルでは17分くらいになるので、どこを削るか、どう説明するかについて考えてきました。

●行動制限

本当に8月の9月の発表会weekは、誘惑との戦いでした。
8月はたいさんとあやちゃんの結婚披露パーティー。
これは、南相馬に行く前日のLCCが昼便しかなかったので、その日の夜にあったスナックCandyで2人と飲む会に参加し、直接会って支援金を渡せたことで、自分の中ではふたりに会えてよかった、と思うことにしちゃいました。
9月は名古屋であったDJわいざんとジャイナゴのコラボ、鈴木重雄のソロライブの2連荘。
これは、前の週にRADIOFISHのライブついでに、ジャイナゴのさちこと栄町かせうでランチを食べることで、名古屋に行けたんだから、と諦めることにしました。
そして万全の体制で発表会へ臨みました。

●発表会を終えて

想いが強すぎて言いたい事はたくさんあったけど、できるだけシンプルに、わたしの精神状態が伝わるように、そして、これから復帰を考える人の分析の参考になるように、できるだけ具体的な内容を14分くらいで発表しました。
スライドはアニメーションも付けて、字の大きさをできるだけ大きく、文字数も減らして、見る人が話のスピードで読めるように工夫しました。
自己満足な内容だったかもしれませんが、前期メンバーからたくさんの質問、意見をもらうことができて、より具体的に内容を補足できたので、時間は少しオーバーしたものの、自分なりにはやり切ったかな、と思っています。

まだまだ復帰に向けての第一歩。
リワークもしっかりこなしつつ、自分の時間を楽しむことができるようになれば、復帰は大丈夫だと思っています。
仕事しながらでもあちこち行けるだけの体力と気力を持ち続けられるように、しっかりリワークと休日のメリハリを付けつつ、マイペースで復帰を目指します。

まあ、こんな感じで書ける時は書けるけど、書けなくなると全くダメなので、長い時も、短い時もあるかもしれませんが、ぼちぼちまたブログにも再チャレンジしてみようと思ってます。