お金払ってボランティアを楽しむ変態なみなさまが最高だった件
きゅうちゃんです。
倉敷市真備町ってご存知ですか?
先の豪雨災害で、地域全体が浸かってしまったところです。
御神木はハート形。この木の9割以上が水没していました。
家が綺麗に残っているように見えますが、全て浸水被害のため家の中は空っぽです。
今回は、そちらにボランティアとしてお邪魔してきました。
その時のことを書きます。
●今回のボランティアの仕掛け人はあの人!
2月に、はれのひ被害を受けた新成人に対し、キングコングの西野さんが仕掛けた「リベンジ成人式」。
このイベントを発案し、責任者として仕切った田村有樹子さんが、岡山の被害の状況を知り、自身が現地へ支援に入り、さらに今回ボランティアを募る、という企画が立ち上がりました。
希望者は夜の田村さんの出張ママもセットで、参加費を払ってボランティア。もちろん飲食費や保険、食事、いろんな費用込みです。
これまで、田村さんの出張ママ企画に参加してきた田村ファンのわたしにとっては、ボランティア後の田村さんの話も気になるところ。
●参加を決心したわけ
実は10月は予定がパンパンで、9月末のシマネジェットフェスからの宮島ワーク、翌週は清水のマグフジと四日市のしなやかフェス、さらにその翌週は自分主催のワークショップも入ってるという中、さらにその翌週末に1日だけでもと予定入れちゃったわけです。
翌21日にはシナロケライブも入ってましたしね。
これまで、現地へ行って何かがしたいのに、股関節手術してて左右のバランスが不安定だったことで諦めた東北や熊本の震災、九州北部豪雨災害。
自分にできる範囲の後方支援は少しできても、被災地の復旧作業に参加することは諦めてモヤモヤしていたわたし。
これは、自分のモヤモヤを見つめる機会になると思い、参加を決めました!
●参加してみて
みんなが笑顔で泥すくいやってるんです。
ここの農地で麦や米を栽培するには、排水路の泥を取り除かないと排水ができない。
でも、排水路の泥を取り除くには、組合のおじいちゃん2〜3人では間に合わない!!
男3女4でグループを組み、区画を割り振って作業をしました。
スコップなどで泥を掬い、土嚢袋に詰めて口を縛り、道路に上げる作業を延々と繰り返します。
泥は、まだかなりの水分を含み、かなり重い。そして、大きな石やカエルなどの生き物が中にいることがあります。
そして、泥というよりはヘドロです。臭いもあります。
中央左寄りにわたしの後ろ姿(文字のあるTシャツ)が写ってます。
田村さんからは、「ほぼうんこだから、素手では触らないで。おやつ食べるときはしっかり手を洗って除菌ティッシュで拭くように」という注意が。
全部浸かるというのはそういうこと。
こちらの都合よくトイレや下水が流れ出さないわけがないというのを改めて実感。
でも、スコップで掬えないところは手袋をした手で掬いました。全然平気。
むしろ、早く綺麗に片付けたい気持ちが強い。
みんな、自分の身体が泥まみれにしながら、笑って作業する、最高のチームになりました!!
もう、ほんとに最高!!
今度は田植えとか稲刈り手伝いたいね、とか楽しい話しか出てこない!!
無理やりだけど、来てよかった。
御神木も嬉しそう。そして、天気も応援してくれました!
翌日は約30名のボランティアが参加、みんなで掬った泥の量は、約13トン、土嚢1363袋。
こんなに綺麗になりました。
●夜は夜で最高の学びが
夜は田村さんのの出張ママ。
田村さんはTVガリケルなどのプロデューサーで、7月末までは六本木でバーのママをしていました。
わたしママ会いたさに2度ほど行きましたし、福岡の出張ママにも参加しました。
田村さんの仕事に対する姿勢、人に対する優しさは、本当に半端なく、一回り上のわたしでさえ、頭が下がります。
今回は、「優しい仕事」についての話を聞きました。
今回のボランティア企画が大成功だったのは、彼女の優しい仕事とそれをきちんと理解しながら動いてくれたプペル岡山メンバー双方のの緻密な努力のおかげだったことを実感しました。
これだけの人数が、心地よく楽しい空間なんてそうそう作れたもんじゃない。
とにかく、前向く話しかしない。
これは、素晴らしいですよね!
最高のメンバーたちはこちらです。
それでは、また!!
写真は、一部田村さん、今田さん(シャンシャン)からいただきました。ありがとうございます。